ロータリー式全自動ソフトカプセル成型機の機構
1組の円筒型成型ダイロールDの両側からきつ状セグメントSに密着して送り込まれるゼラチン膜Gが、Dの回転によって成型されながらポンプPにより内溶液が充填され、規定量の充填の終了と同時に成型も完了します。この時接着に必要な温度はSによって、ゼラチン膜Gに与えられ、Dの圧着によってカプセルが成型されます。ダイロールによる成型と充填ポンプは完全に連動しカプセル内への空気の混入及びゼラチン膜へえの内溶液のロスは皆無です。充填ポンプの正確な運転は、充填内容量のバラツキの±2%以内と、製品収率の98%以上を確約いたします。

ソフトカプセルの基本成型方法〜Mechanism〜
品質管理(フローシート)
T : Medicine tank
(メディシンクタンク)
P : Medicine Pump
(メディシンクポンプ)
S : Segment
(セグメント)
G : Gelatine ribbon film
(ゼラチンフィルム)
V : Fil volume control valve
(充填量調整バルブ)
D : Die roll
(ダイロール)








Gelatine capsules
(ゼラチンカプセル)
Gelatine net
(打抜きネット)
250mg含有ソフトカプセルヒストグラム
Histogram of fill volume of gelatine
dapsules each containing 250 mg material
自動機による製品(X=249.6mg α=1.46mg)
Capsules made by our ebcapsulation machine
(X=249.6mg α=1.46mg)
品質管理

左図は弊社ロータリー式自動機による含有ソフトカプセルヒストグラムです。成型機の機構に於て御理解を得て頂きました如く、その品質は明確なデータとなって示されています。従いまして収率は当然98%以上となり平板法のそれは80%程度であります。GMPに沿い品質管理には充分の留意をし原料の受入より製品の出荷まで、一貫した管理方式を採用し、貴社へご満足のゆく製品を納入させて頂きます。

ロータリー式全自動ソフトゼラチンカプセルの特長

●カプセル化による内溶液の酸化防止と安定化 ができます。
●内溶液の放出、吸収が早く4分以内です。
●内溶液の含有量が正確でありそのそのバラツ キは±2%以内です。
●98%の高収率と大量生産によるコストダウンを可能します。
●高粘度のものでも充填できます。
●苦味、臭味を防ぎ服用を容易にします。
●色々の色彩、形状とすることができ、また接着 面が丈夫で内溶液の液もれ等がありません。